一の位
コピー用紙などの紙を2、3枚用意してください。
それらをトランプよりもすこし大きなサイズで切っていって、できあがったカードのうち数枚に「一のくらい」と書きこでください。
これでとりあえずの準備は完了です。
さて、そのうち1枚を子どもの前に置いてください。
そして「これには一の位という名前がついている」「このカードには数字を9までしか書くことができない」と言ってください。
何かと似ていますね。
そうです。
前のページで学習した「赤いおはじき」と同じですね。
では、子どもに1から9までの数字を、一の位のカードに書きこませてみましょう!
つぎのようになります。
ちなみに、一の位のカードには9までの数字しか書きこむことができないので「10は書きこめない」と、しっかりと確認してください。
【目標】
・一の位という名を覚える
・一の位には9までしか書くことができないと覚える
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十の位
つぎのものを準備してください。
・先ほど作った、一の位のカードを数枚用意してください。
・コピー用紙で作ったカードのうち、白紙のもの数枚に「十のくらい」と書いてください。
準備ができれば、子どもの手元に(子どもから見て)左から「十のくらいのカード」「一のくらいのカード」の順に置いてください。
そして、十の位のカードを指さして「これには十の位という名前がついている」「このカードには数字を9までしか書くことができない」と言ってください。
では、子どもに「10」を書きこませてみましょう!
赤いおはじきと黄色いおはじきで、しっかり練習していれば、かんたんにできる思います。
※「赤いおはじき10個を黄色いおはじき1個と交換した」と考えるといいでしょう。また一の位には「ない」ということで0を書きこむのでした。
(問)十のくらいのカード、一のくらいのカードを子どもの前に置いて、「11」をカードに書きこませてください。
11は「10」と「1」に分けられます。
よって、つぎのようにできます。
※赤い玉11個は、赤い玉10個と赤い玉1個に分けられます。このうち、赤い玉10個は黄色い玉1個と交換できますね。それと同じです。
(問)十のくらいのカード、一のくらいのカードを子どもの前に置いて、12から19までの数を十の位と一の位のカードに書きこませてください。
つぎのようにできますよね。
・12は「10+2」
・13は「10+3」
・14は「10+4」
・…
・19は「10+9」
よって、つぎのようになります。
(問)十のくらいのカード、一のくらいのカードを子どもの前に置いて、20を十の位と一の位のカードに書きこませてください。
つぎのようになります。
【目標】
・十の位という名を覚える
・十の位には9までしか書くことができないと覚える
・十の位、一の位がわかる
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百の位
つぎのものを準備してください。
・先ほど作った、一のくらいのカード、十のくらいのカードをそれぞれ数枚用意してください。
・コピー用紙で作ったカードのうち、白紙のもの数枚に「百のくらい」と書いてください。
準備ができれば、子どもの手元に、(子どもから見て)左から「百のくらいのカード」「十のくらいのカード」「一のくらいのカード」の順に置いてください。
そして、百の位のカードを指さして「これには百の位という名前がついている」「このカードには数字を9までしか書くことができない」と言ってください。
では、子どもに「100」を書きこませてみましょう。
黄色いおはじきと青いおはじきで、しっかり練習していれば、かんたんにできる思います。
※「赤いおはじき100個を黄色いおはじき10個と交換した」「黄色いおはじき10個と青いおはじき1個を交換した」と考えるといいでしょう。また一の位、十の位には「ない」ということで0を書きこむのでした。
つぎのようになります。
(問)子どもの手元に「百の位のカード」「十の位のカード」「一の位のカード」を置いて「101」を書きこませてください。
101は「100」と「1」に分けられますね。
よって、つぎのようにできます。
(問)子どもの手元に「百の位のカード」「十の位のカード」「一の位のカード」を置いて「110」を書きこませてください。
110は「100」と「10」に分けられますね。
よって、つぎのようにできます。
【目標】
・百の位という名を覚える
・百の位には9までしか書くことができないと覚える
・百の位、十の位、一の位がわかる
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