(1)7:53から8:21までの時間
子どもに、つぎの問を考えさせてください。
(問)7:53から8:21までの時間は?
おそらく「わからない」と言うのではないでしょうか。
その場合は「時間の差のときは、時間を縦に並べて書けばよかったよね。このときに工夫すればよかったよね。どういう工夫だった?」と聞いてください。
子どもが、前のページで学習した内容を覚えていれば、つぎのように答えると思います。
・7:53と8:21の時間の間に、
・●時0分のピッタリの時間を書く
「こういう風になるよね」と言いつつ、つぎの図を描いてあげてください。
あとは、つぎのように教えてあげてください。
「7:53と8:00は、7分だよね」
「8:00から8:21は、21分だよね」
「だから、7分+21分=28分だよね」
これができれば、つぎの問を考えさせてください。
(問)10:43から:11:28までの時間は?
子どもがわからないようなら、つぎのように話してあげてください。
「時間の差のときは、時間を縦に並べて書く」
「このとき工夫する」
「工夫とは『10:43と11:28の時間の間に、●時0分のピッタリの時間を書く」
そして、つぎの図を描いてあげてください。
あとは、つぎのように教えてあげてください。
「10:43と11:00は、17分だよね」
「11:00から11:28は、28分だよね」
「だから、17分+28分=45分だよね」
(2)8:30から11:25までの時間
子どもに、つぎの問を考えさせてください。
(問)8:30から11:25までの時間は?
今までのことがわかっていれば、正解を答えられるかもしれませんが、一応、解説してあげましょう。
まずは、つぎのように話してください。
・時間の差のときは、時間を縦に並べて書けばいい。
・このときに「8:30と11:25の時間の間に、●時0分のピッタリの時間を書く」工夫をする
ここで、子どもは1つ疑問に思うことでしょう。
それは「●時0分のピッタリの時間がいくつかある。どれを書けばいいの?」という疑問です。
「ぜんぶ書けばいいよ」と答えてあげてください。
慣れるまで、つぎの図のように、ぜんぶ、書かせるといいでしょう。
あとは、つぎのように1つずつ考えさせるといいでしょう。
(1)8:30から8:60までなので、60分−30分=30分
(2)1時間
(3)1時間
(4)25分
よって、2時間55分です。
なお、子どもが大丈夫そうなら、つぎの図でも構いません。
子どもに、つぎの問を考えさせてください。
(問)7:45から10:17までの時間は?
まずは、つぎのように話してください。
・時間の差のときは、時間を縦に並べて書けばいい。
・7:45と10:17の時間の間に、●時0分のピッタリの時間を書く
そして、つぎの図を描きます。
あとは、つぎのように1つずつ考えさせるといいでしょう。
(1)7:45から7:60までなので、60分−45分=15分
(2)1時間
(3)1時間
(4)17分
よって、2時間32分です。