ひき算は、かんたん!
※数字カードが手元にない場合は、数字カードのつくりかたをご覧になってください。ほぼ無料、数分でつくれます。
これから、子どもにひき算を教えますが、数字カードを使って、たし算をしっかり教えていれば、ひき算はすぐに習得できます。
では、どうやって教えればいいのでしょうか。
解説していきます。
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ひき算の意味を教えよう!
子どもの手元に、数字カードの【1】を3枚置いてください。
そして、紙に「3−1=」と書いて、「3ひく1はいくつだと思う?」と聞いてください。
まだ「引く」の話をしていないので、ポカンとした顔をすると思います。
そこで、すかさず、(子どもの手元にある)【1】のカードを、1枚、手で隠しながら「引くは、なくすってこと。ほら、1枚、手でなくしたよね。残りはいくつ?」などと聞いてください。
子どもは目の前にある【1】のカードを数えるだけなので「2」と答えると思います。
その後、「ひく1は、1をなくすってこと。じゃあ、3ひく2だと、2をどうればいいのの?」と聞いてください。
「2をなくす」と答えられなければ、子どもの手元の【1】のカード2枚を手で隠して、「こうやって2をなくすってことだったよね」と言ってください。
あとは同様にして「ひく3」「ひく4」はどういう意味なのか聞いてください。
<目標>
「ひく2」などの意味が理解できる。
<練習>
【1】のカードだけを使って、つぎの計算をさせましょう。
・2−1
・3−1
・3−2
・4−1
・4−2
・4−3
・5−1
・5−2
・5−3
・5−4
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【1】のカードを使わずに、ひき算をさせよう!
先ほどとほぼ同じです。
ただ、今回は【1】のカードは使わずに、ひき算をさせましょう。
具体的には、まずは、子どもの手元に【3】のカードを置いてください。そして、「3−2はいくつ?」と聞いてくださいい。
もしわからないのならば、先ほどと同様、【1】のカードを使って教えましょう。
これができれば、「4−3」など、いくつか、ひき算をさせて大丈夫なら、今度は紙に、ひき算の式を書いて解かせてください。
1問目を教えれば、あとは解けると思います。
たし算をしっかり勉強させていれば、ひき算はあっという間にできるようになります。ひき算ができないようなら、たし算から復習させてください。