「10のカタマリ」がわかれば、かんたんな2桁の引き算もできる!(一年生)
※先に「10のカタマリ」がわかれば、かんたんな2桁のたし算ができる!」から学習してください。
「10のカタマリ」がわかれば、2桁の引き算もできます。
その話の前に復習をかねて、子どもに「30−10」を計算させてみましょう。
いきなり解けない場合は、つぎのように言うといいですよ!
親「30は10がいくつ?」
子ども「3つ」
親「そこから10を1つ引くんだよね? 引くってことはなくすんだよね? どうなると思う?」
子ども「2つになる」
親「10が2つになるから、答えは20だよね」
子どもがわからなくても、わかっても、数字を変えて練習させましょう。
繰り返し演習を解かせている間に、わかるようになります。
【目標】たとえば「40−20」のような計算ができる
【練習問題】つぎの計算をさせましょう。
(1)20−10
(2)30−20
(3)40−30
(4)50−40
(5)30−10
(6)70−20
(7)50−20
(8)80−40
(9)70−30
(10)10−10
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「2桁の数と1桁の数」の引き算をさせよう!(ただし、繰り下がりなし)
紙に「28−4」と書いて計算させてみましょう。
いきなり答えられないと思うので、「28は10がいくつ? それ以外にいくつ?」と聞いてください。
「28は10が2つ、それと8」と答えると思います。
それを紙に書かせてください。
つぎに「8」と「4」を線で囲ってください。
「ここの8と4を引くと4だよね? 答えはいくつになると思う?」と聞いてください。
「10が2つと4。だから24」とわかると思います。
※わからなければ数字を変えて繰り返してください。
【目標】「21+4」のような、繰り上がりがない「2桁の数+1桁の数」のたし算が計算できる
【練習問題】つぎの問題を解かせてください。
(1)14ー3
(2)26ー4
(3)36ー2
(4)47ー2
(5)57ー6
(6)17−7
(7)23−3
(8)39−7
(9)48ー6
(10)55ー2
「2桁の数と2桁の数」の引き算をさせよう!(繰り下がりなし)
紙に「23ー11」と書いて計算させてみましょう。
1つずつ考えさせましょう。
まずは「23」に着目させてください。
「23は10がいくつ? それ以外にいくつ?」と聞いてください。
「23は10が2つ、それと3」と答えると思います。
それを紙に書かせてください。
つぎは「11」に着目させてください。
「11は10がいくつ? それ以外にいくつ?」と聞いてください。
「11は10が1つ、それと1」と答えると思います。
それを紙に書かせてください。
つぎに、10のカタマリ同士、それと3と1を、それぞれ線で囲ってください。
つぎのように聞いてください。
親「10がいくつある?」
子ども「2つあったのに1つ引いたから、1つ」
親「10以外の数字は?」
子ども「3引く1だから、2」
親「10が1つ、それ以外が2だから、ぜんぶで12だよね」
正解でも不正解でも数字を変えて繰り返しましょう。
【目標】「25ー12」のような、繰り下がりがない「2桁の数と2桁の数」の引き算が計算できる
【練習問題】つぎの問題を解かせてください。
(1)25ー13
(2)34ー11
(3)46ー33
(4)58ー21
(5)33ー12
(6)22ー11
(7)57ー21
(8)29ー17
(9)63ー51
(10)19ー19