がい数とは、だいたいの数
旅費を聞いたとき、つぎの(A)と(B)のどちらが、ピンときますか。
(A)「289819円です」
(B)「だいたい30万円です」
(B)ですよね。
「だいたい」のほうがわかりやすいので、日常生活では「だいたい」という言葉は、よく使われます。
(例1)飲み会の参加費は、だいたい5千円だった(本当は4874円)。
(例2)スーパーでの買い物は、だいたい2千円だった(本当は2120円)
「だいたいの数」のことを「がい数」といいます。
(本当の数)118731 → イメージしにくい
(がい数)100000 → いくつなのか、およそのイメージがわかる
ここで疑問に思ったひともいると思います。
先ほどの例で、つぎのようにしてはいけないのか、という疑問です。
(本当の数)118731
(がい数)120000だと間違いなの?
結論からいえば正解です。
がい数は1つではないので、答えがひとつになるように指示されています。具体的には、つぎのように「位の数」「桁数」についての指示がつきます。
・●の位までのがい数
・上から●桁のがい数
これからそれぞれの詳細について解説します。
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