勉強する子どもと勉強しない子どもの「差」
勉強する子どもと勉強しない子どもは、何がちがうと思いますか。
要因はいくつかあると思いますが、そのうちの1つに「習慣」があります。
勉強する子どもは勉強する習慣が身についていますが、勉強しない子どもはその習慣自体ありません。
というわけで、幼少のころに勉強する習慣を身につけさせるといいでしょう。
では、具体的にどうすればいいのでしょうか。
無理なく子どもに勉強の習慣を身につける方法を紹介します。
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幼児のうちから、机に向かう習慣をつくろう!
授業や自習するときの様子を思い浮かべてください。
かならず、つぎのことをしますよね(寝そべりながら宿題をすることもあるでしょうが、机に向かったほうが集中できます)。
・机に向う
・鉛筆を持って、何かを書く
勉強できる子どもは、ずっと机に向かっていられますし、何かを書き続けることもできます。
その一方、勉強できない子どもは、長時間、机に向かえないですし、机に向かっても落ち着きがありません。やる気もありません。
「机に向かう、鉛筆をもって何かを書く」
これを幼児期のうちから習慣にしてしまいましょう!
具体的にはどのようにすればいいのでしょうか。
幼少のうちは「机に向かって、お絵かきをする習慣」をつくるといいでしょう。
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幼児期のうちは特にリビングのテーブルがお勧め!
まずはお絵かきする場所を考えましょう。
わたしがお勧めするのは「リビング」ですが、なぜでしょうか。
はじめのうちは子どもを見ていないといけませんが、そのうち、子どもだけでお絵かきするようになりますし、お絵かきに集中する時間も長くなっていきます。
そういうときは料理などの家事をしたいですよね。
だから、リビングがいいわけです。
ちなみに、お絵かきする場所は変えても構いません。
とはいえ、小学校高学年まではリビングがいいと思います。
リビングのテーブルのデメリットは、消しゴムのカスがテーブルに残るのでご飯のときに掃除をしないといけない、ご飯のあとはテーブルを拭いてから勉強させないといけないことでしょうか。地味に面倒です。
机に向かって、鉛筆や色鉛筆で紙に好きに書かせよう!
子どもを机に向かわせてください。
紙と鉛筆や色鉛筆などを子どもの目の前に置いて、好きに書かせましょう。
(例)
ちなみに、この際、鉛筆の「持ちかた」をきちんと教えておけば、後々楽になりますが……。
ほとんどの子どもは、いくら教えてもできないと思います。
「もっと成長するまで鉛筆の持ちかたは教えない」か、教えるとしても「できればラッキー」くらいの軽い気持ちで教えるといいでしょう。
ただ、教える場合は、すこしでも「うちの子には、まだはやいな」と思えば、教えるのをやめましょう。
子どもに「テーブルに向かうと楽しい!」と思わせるのが目的です。鉛筆の持ち方を教えることで「何か嫌!」となると本末転倒ですから。
毎日続けることが大切!
「子どもをテーブルに向かわせて、色鉛筆などで好きなようにお絵かきさせる」
これをできれば毎日続けます。
はじめのうちは、すぐに飽きてしまうと思いますが、毎日続けることでテーブルに向かう時間がのびていきます。
時間がのびると、どういうメリットがあると思いますか?
「料理などの家事をするとき、子供をテーブルに向かわせて、鉛筆や色鉛筆と紙を置いておきさえすれば勝手に遊ぶ」となります。
しかも、将来、子どもが勉強する土台になるわけですからねー
なお、この時点では「紙」「色鉛筆」などは親がテーブルに置きます。
※詳しくは別の記事にありますが、子どもが成長すると子どもに鉛筆や紙を準備させます。そうすると、勝手に勉強をはじめてくれるので、かなり楽になります。
こういう場合、どうすればいいの?
子どもが勝手に絵を描くようになればいいのですが、思う通りにならないのが育児です。
そこで、いくつか疑問に思うであろうこと、その回答を紹介します。
<Q>子どもが「お絵かきしない!」と言えば、どうすればいい?
<A>無理する必要はありません。お絵かきをやめましょう。ただ、子どもの気持ちはコロコロと変わるので時間を置いてふたたび「お絵かきする?」と誘ってみるといいでしょう。うまくいくこともあります。
<Q>子どもが、どうしてもお絵かきしない!どうすればいい?
<A>幼児教育は時間がたくさんあるので、焦る必要はありません。ただ、「継続してテーブルに向かわせること」が大切なので、どうしてもダメな場合は、「タブレット」「スマホ」を使いましょう。線を描くアプリがあるので、それをさせておくと楽しくテーブルに向かいようになります。それでも無理ならば、テーブルにおもちゃを置いても構いません。