算数の勉強の前後に「ひらがな」「カタカナ」は習得させよう!
「ひらがな」「カタカナ」を書けるようにならないと、算数の勉強を勉強したところで、なかなか上達しないと思います。
そこで、本格的に算数の勉強をはじめる前に、ひらがな、カタカナを書けるようにしましょう。
※個人差があるので、算数の勉強と同時並行でも構わないと思います。
つぎの3つができていれば、あとは教材で勉強させていくだけです。
もし下記の3つができていないのであれば、まずは下記の3つをしましょう。
※すべての詳細な方法は別のページにあります。
1.音声がでる教材で、ひらがなとカタカナの「形」と「音声」をある程度覚えさせる
2.テーブルに向かう習慣をつける(毎日コツコツしないとなかなか身に付きません)
3.「線」を描く練習を積む
では、どのような教材を使えばいいのでしょうか。
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教材を選ぶにあたって「書体」だけには気をつけよう!
「ゴシック」「明朝体」など、さまざまな書体(フォント)がありますが、教材を選ぶにあたって、書体にだけは気をつけてください。
たとえば「う」。
書体によっては「う」がつながっていることがあります。
そういう書体を使っている教材を使うと、子どもは間違った「う」を覚えてしまいます。
明朝体やゴシックなど、癖のない書体を使った教材を使いましょう。
市販のドリルのたいはんは癖のない書体を使っていますが、ネットにて無料で公開されている教材や100均の安価な教材には「それ、使ってはダメな書体だろ」というものもあります。気をつけましょう。
※100均の「風呂で使える50音のシート」は、つぎのようなPOP体のような書体を使っています。たとえば「り」。「り」がつながっていますが、子どもが混乱する原因になるので避けましょう。
書体は、案外、盲点です。おじいさん、おばあさんがドリルを買ってくれるのならば、書体の件を伝えておくといいでしょう。
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市販のドリルで、ひらがなやカタカナの練習をさせよう!
書店にいって、まずは「ひらがな」のドリルを1冊買いましょう。
さまざまな出版社から、いろいろなドリルがでていますが、代り映えしませんので、適当に選んでも構いません。
ただ、上記にあるように書体にだけは気をつけてください。
あと、「子どもが5歳だと、対象年齢が2、3歳のドリルだと文字が大きくて練習にならない」「子どもが3歳だと、対象年齢が5歳のドリルだと文字が小さくて書きにくそう」のようなこともあるので注意が必要です。
ひらがなを覚えたら、カタカナのドリルを買ってやらせるといいでしょう。
(例)ドリルの例
・2〜3歳 かいてけせるひらがな
・5歳 ひらがな
・1年生のカタカナ
「ひらがなやカタカナくらい、わざわざドリルを買わなくても、紙に書かせていけばいいんじゃないの?」
「ネットには、ひらがなやカタカナを練習できるプリントがある(PDFデータ)。それをコンビニで印刷すればいいんじゃないの?」
そう思うかもしれませんが、ドリルをお勧めする理由があります。
<紙に書かせるのをお勧めできない理由>
・「お手本」を書く必要がある。お手本は綺麗でないといけない。
・書き順をいちいち教えないといけない。
・単調なので、親が付きっ切りにならないと、なかなか書かない。続けられない。
・子どもは達成感を得にくい。
<ネットのプリントを使うのをお勧めしない理由>
・なかには書体が悪いものもある。
・印刷代、コンビニにいく手間を考えると、ドリルとそんなにちがわない。
<ドリルのメリット>
・今後、ドリルを解いていくことになるが、その布石になる。
・「ご褒美のシールを貼れる」など、子どもが興味を持ったり、達成感を得られたりしやすい。
・書きこみやすい。
・ドリルのやり方を教えれば、放っておいてもドリルをするようになるので、家事などの時間がとりやすくなる
ちなみに、ドリルとは別にノートを買ってそのノートに書かせる方法もありますが、ひらがなやカタカナを覚えさせるとドリルは用済みになりますし、元値が低いので売ったところでお金はほとんど得られません。
直接書きこませることをお勧めします。
ドリルは、子どもがひとりでできるようになっているものが多いです。ネットの独自の教材を印刷して使うよりも、ドリルを買うといいですよ! 安いですし。
ドリルが終われば、紙に書かせて覚えているか確認しよう!
ドリルが終われば、子どもがひらがなやカタカナをきちんと覚えているか、「×ちゃん、『き』を書いて。つぎは『な』」のように紙に書かせて確認するといいでしょう。
ひらがなやカタカナをほぼ覚えたと思えば、「紙に『あ』から順に書いていって(50音を書かせる)」と言うといいでしょう。